- RIN KUU KI -
琳空記
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1999/06/23 「グッド・ドライビング」
数カ月前の車雑誌「NAVI」で、五木寛之氏と徳大寺有恒氏の対談をやってた。
その中で五木氏は、文明社会を車に例えて語った。

社会を前進させる起動力、つまり「アクセル」が、経済。
社会の方向性をコントロールしその動きを統制していく力、つまりは「ハンドル」が、政治。
そして、スピードをつけて進みすぎた社会に抑制をかける力、「ブレーキ」が、宗教。

アクセル、ハンドル、ブレーキの働きにバランスがとれている車ならば、安全で快適な運転ができるだろう。「現代社会」という車はブレーキの部分が、つまりは宗教の働きが甘くなり過ぎていて危険だ、と五木氏。

なるほどね。
どんなに速くてかっこいい車でも、事故ってしまったらもともこもないもんな。
いい感じでブレーキが効く車で、いい感じのドライブを楽しんでいきたいものです。


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