ひょうたんはビニールポットで発芽した後4〜6日したら本葉が出はじめます。本葉が1〜2枚になったら子葉や本葉のしっかりした苗だけを残してほかの苗は間引きし、1つのカップに苗を1つだけにします。水やりをあまりし過ぎると苗腐れを起こしてしまうので、よほど乾燥したときにだけ、午前中のうちに水やりするのがよいでしょう。本葉が3枚ぐらいになったら、うすく薄めた液肥(ハイポネックス等)を水の変わりに与えてやります。苗はなるべく陽当たりがよく暖かいところに置くようにすると、よく成長します。夜は寒さや強風から保護するために室内にいれてやるのがよいでしょう。 |
苗の本葉が4〜6枚になったら、鉢やプランターに植え替えをします。植え替えはなるべく、風のない晴れた日の午前中に行うのが理想です。用土は、園芸用品店に売っている「鉢底土」と「培養土」を使い、それに化学肥料を混ぜておくのが簡単でよいと思います。植え替えが終わったら、水をたっぷりやって、なるべく陽当たりのよい場所に置いておきましょう。とにかくひょうたんは日光が大好きなのです。あとはビニールフィルムを利用して小さなビニールハウスを作りそれに入れておければ完璧なのですが、せめて強風対策のために支柱を立てて茎を固定しておくとよいでしょう。 |
※追記: 本ページでは「深型65号のプランター」を使用してひょうたんの育成を行っておりますが、ジャンボひょうたん会の大槻氏からのアドバイスによると、このプランターでは非常に小さ過ぎるとのことです。私たちの育てたひょうたんは、結実が少なかったり、結実後の実が大きくなる途中でしぼんでしまったり、頭の大きなひょうたんになってしまったりしていたのですが、これらの原因はすべて、ひょうたんの特性を発揮させるために必要な根系の育ちが不十分であったためだったようです。大槻氏からは「大きい発泡スチロール箱(最低60×40センチ程度)を二段重ねにして、上の段の方の底を抜いて、下の段の底には穴をあけて、水はけの良い土をつめて、これに1本栽培する」という方法を教えていただきました。私たちも来年はこのやり方で再チャレンンジするつもりです。みなさんも私たちのような失敗をしないためにも、このへんにはご注意ください。 |
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