昨年の「慶集寺会所 庫裏」の完成に伴い、しばらくは空家となっていた「旧 慶集寺会所」がこの春に改築され、慶集寺の文化施設「慶集寺 琳空館(きょうしゅうじ りんくうかん)」として、活動を開始することになりました。 琳空館は、多くの人々が集い、交流し、様々なつながりが生まれていくことを願って、展覧会や音楽会など各種イベントの開催に幅広く活用が可能な多目的空間として設立されました。 そして、琳空館の開館を記念して、毎年恒例の「慶集寺 花まつり」が、今年も盛大に開催されます。
毎年少しずつ規模が拡大している花まつりですが、今年は、琳空館の開館に併せて、誕生仏の花御堂が新調されたり、画家 薬師丸郁夫氏の筆による阿弥陀如来像が入仏されたりと、多くの仏縁が展開しています。
2時からの花祭法要の後に、癒しの音響空間(take:武)の中で参拝者による献花・献茶を行い、その後3時からは、大人も子供も楽しめる親子コンサート(よっし〜)があったり、4時半からは、インド古典舞踊音楽の奉納演奏(ガンガーサンガ)があったりと、さまざまな音楽をお楽しみいただけます。
また、琳空館のギャラリースペースでは、四十数名の子供たちによって想いえがれた、心の花の絵画展『こころのはな展』を同時開催し、5月16、17、18日の岩瀬曳山車祭りの期間中も展示いたします。曳山車を観覧できる席もご用意いたしておりますので、岩瀬のお祭りを琳空館でも、お楽しみいただきたいと思っております。
ぜひこの機会に慶集寺の新たな試みをご覧いただき、多くの方々とともに、特別な日を祝い、楽しめたらと思っております。皆様お誘い合わせのうえ、慶集寺 琳空館にお越しください。 心よりご参加をお待ちしております。 合掌。
【薬師丸郁夫】
1953年福島県生まれ。視覚効果を駆使した細密画による曼荼羅、仏画等を描く旅の画家。現在、宮城県岩沼市在住。
【ガンガーサンガ】
それぞれが日本を代表する存在である、シタール奏者、南澤靖浩。タブラー奏者、森山繁。カッタクダンサー、アミ。3人が織り成すインド古典音楽、古典舞踊。
【よっし〜】
オーストラリア先住民アボリジニの民族楽器「イダキ」や、さまざまな吹き物、電子楽器を自在に操り、心地よい時間と空間を創り出す音楽料理人。高山在住。
【take:武】
精神医学の音響療法にも用いられる水晶でできたボウル状のヒーリング楽器「クリスタルボウル」の奏者。福井在住。
会場の地図は、こちら
です。
自動車でお越しの方は、大町通りの北陸銀行岩瀬支店の駐車場をご利用ください。
富山ライトレールの時刻表などの情報は、こちら
です。
飲酒運転は厳禁ですので、ライトレールを活用しましょう。
2008年の花まつりは、広く仏縁を伝えていくことを目的とした、公開祝祭仏事です。運営経費の援助としての懇志も、有り難くお受け致します。よろしくご協力ください。
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