お盆 ・ お墓参りはなぜするの? 盂蘭盆会(うらぼんえ)について





8月13日から16日までの4日間、いまは亡き方々を偲んでお墓参りをする行事が「 お盆 」です。盆と正月といえば、家族が集まりゆっくり過ごす機会として昔から日本に伝わってきた年中行事のはずですが、最近では、海外旅行や温泉、テーマパークなどのレジャーのために、休日の予定を入れられる方も少なくないようです。

本来は7月15日を中心として行われる仏教行事である「 盂蘭盆会(うらぼんえ)」が
「 お盆 」の正式名称であることは、ご存知でしょうか?

元々旧暦で行われていたものが、新暦になって一月遅れの
8月15日のあたりに行われるようになったわけですが、
この「 うらぼんえ 」という言葉が、略されて「 おぼん 」となったのだそうです。

では「 盂蘭盆 」とはどんな意味なのかというと、
サンスクリット語の「 ウランバナ(ullambana)」の音写語がもともとの語源で、
それは「 逆さ吊り 」という意味なのだそうです。

なぜ逆さ吊りなのかということについては『 盂蘭盆経 』というお経にあるのですが、

そのお話はだいたい次のような内容です。


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