どうしてここにいるのか
なんのために生きているのか
そんなことを 漠然と思いながら
それほど深く考えることもないままに
ふつうに日々を過ごしていた
ただなんとなく
世間に流されるように
暮らしていた
生きてることを
あたりまえのように
生きていた
けれども 否応もなく
気づかされる 現実
生まれた限りは 必ず死ぬ
生まれてから死ぬまでの間を
自分として生きているけど
この自分は
時とともに
老いていく
病になることも
生きている限りは
避けられない
心と体は
思いのままにはいかない
ところで
おれはどこからやってきて
どこへいこうとしてるんだろう?