ひょうたん講座その1 種まき
ひょうたんの種は、園芸用品店に行けば、「オオヒョウタン」「チュウヒョウタン」「ヒャクナリヒョウタン」「センナリヒョウタン」など数種類の種が売っていると思います。私たちは育成が一番簡単だといわれている「センナリヒョウタン」から栽培をはじめてみました。センナリヒョウタンなら比較的狭いスペースで、ベランダのフェンスや垣根などを利用しても育てることもできますし、ちいさくてかわいいひょうたんがたくさん成るので、初心者にもおすすめだと思います。
種まきの時期は地域によって違うようですが、関東ではだいたい4月上旬ぐらいがよいそうです。私たちは北陸地方に住んでいるので多少遅くなってもいいだろうと思い5月中旬ごろに種まきをしたのですが、それだけ結実の時期も遅くなってしまい、果実の育成期間が充分ではありませんでした。果実の成長期を夏の陽当たりのよい時期にあわせるには、それぞれの地域の「桜前線」の通過の頃を目安に種まきをするといいようです。
園芸店に売っている3号くらいのビニールポットを利用して種をまきましょう。私たちは種まきの前日に、種を水に浸しておき、1つのビニールポットに2〜3粒ずつ種まきをしたのですが『ジャンボひょうたん会』の大槻氏からのご指摘によると、このようなやり方はあまり望ましくないようです。 氏から教えていただいた種まきの注意点としては、(1)事前の水浸けをしないこと (2)通気性の良い土を用いること (3)温度を25度程度に保つこと  などが挙げられるそうです。種まき後、だいたい1週間ぐらいで芽が出てきますので、葉や茎が伸び過ぎないうちに植え替えをするようにしましょう。


1.種まき

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2.育苗・植え替え

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