十七条の心を読み解く

十七条の心を読み解く

聖徳太子の十七条憲法を
大乗在家仏教の手引きとして
解釈し直そうとする試みです

  • 十 七 条 心 得 (十七条憲法 原文 等)

    【 第一条 】 和を宗とする人の集まりおたがいの心が和らいで協力しあうことが貴いのであって、むやみに対立したり争ったりしないようにしましょう。それを根本的な理念としなければいけません。ところが人にはそれぞれ自己中心的な執着心があるので、自分の立場に固執して物事を見たり、自分の都合で敵味方の区別を分けたりして、大局を見通している人は多くありません。それだから、身近な人間関係から、問題が起こりがちなの

  • 大乗在家仏道六徳目

    十七条憲法を6つの徳目に要約し、六波羅蜜の教えに重ねて意訳しました。 ① 智・智慧 識るべきことを識る私たちはみな、自己中心的な執着心から離れられないでいます。けれどもまた、真心こそが大切であることも、どこかで気づいているはずです。仏教には自然の道理が説かれています。仏教に学び、真実信心の気づきを深めていくことで、多様性のある寛容で調和した世界が、いつかはかならず実現されるはずです。 ② 義

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