9月1日、節電の夏の終わりに
(2011年9月1日付 朝日新聞より)
(2011年9月2日付 毎日新聞より)
ひょうくん ひょうたんパパ
ひょうくん「夏休みも終わって9月になったら だいぶ涼しくなったね」
ひょうたんパパ「7月8月は暑かったもんなあ。ひょうくんもこの夏は節電よくがんばったね」
ひょうくん「うん!エアコンがまんして扇風機! でも夜はみんなで夕涼みしたりして楽しかったよ」
ひょうたんパパ「電力の会社が、もう節電の夏は乗り切りました って発表したね」
ひょうくん「夏前には、電気が足りなくなるぞ〜 っていってたけど、大丈夫だったんだね」
ひょうたんパパ「ところでインターネットでこんな記事があったんだよ、ひょうくん」
7月の販売電力量、家庭向け過去最大 北陸電力
北陸電力が19日発表した7月の家庭向けの販売電力量は、前年同月比0.5%増の5億7600万キロワット時だった。統計を取り始めた1951年以来、7月としては2年連続で過去最大を更新した。気温が前年を上回り、冷房需要が増えた。
企業の生産活動を示す大口電力も0.3%増の10億700万キロワット時と、過去最大の2008年7月(10億7400万キロワット時)に次ぐ2番目に高い水準だった。
北陸電は6月に停止中の志賀原子力発電所(石川県志賀町)の運転再開のメドがたたないとして、管内の企業や個人に一律に数値目標を示さずにこの夏の節電を要請していた。
(日本経済新聞電子版 2011/8/20 3:12)
ひょうくん「あれっ?ぼくいっしょうけんめい節電してたんだけど家庭の電力消費量は過去最大だったの?」
ひょうたんパパ「う〜ん 今年の7月は暑かったからねえ。。。」
ひょうくん「北陸の電力は夏のあいだ志賀原発が止まってたけど、電気は足りてたんだよね」
ひょうたんパパ「うん、火力発電の出力をめいっぱい上げたから大丈夫だったんだって、電力会社の人は言ってるね」
ひょうくん「じゃあ、原発の電力が無くても大丈夫だったんだから、火力発電の代わりのエネルギーを増やすようにすればいいだけなんじゃないの?」
ひょうたんパパ「。。。」
ひょうくん「石油や石炭や天然ガスは海外から輸入しなきゃいけないし、二酸化炭素を出すし、いつかは無くなっちゃう燃料なんだったら、もっと自然エネルギーの割合を増やせるように、電力の会社や日本の国が決めていけばいいんじゃないの?」
ひょうたんパパ「。。。」
ひょうくん「パパ、ぼくもこんな記事みつけたよ」
(2011年9月1日付 北日本新聞より)
ひょうくん「原子力発電は、安くて、きれいで、安全なんて、もういってられないんだから、福島の事故がおきる前のむかしの計画は、もう一度考え直してみなきゃいけないと、ぼく思うよ!」
ひょうたんパパ「。。。 ひょうくん、この夏で成長したなあ 」
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「 2011年のひょうたん日記は まだつづくよ! 」
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