2006年4月1日「8年目のリンクエイジ」


思い起こせば8年前、1998年4月1日、世紀末の東京から「リンクエイジ」はオンラインを開始しました。当時の私といえば、それまでの自堕落な生活のツケが廻ってきたのか、気分はどん底。何をやってもウダツが上がらず、惨憺たる有り様。我が心の虚無に何とか折り合いつけねばと、その頃の同居人、いまの奥さんを道連れに、このホームページを立ち上げたのが始まりでした。開始当初は環境の問題について考えるというテーマだったはずなのですが、それについて考えれば考えるほど考えにハマって、何を思ったかひょうたんを庭で植えてみたり(1998年のひょうたん日記)してるうちに、結婚、郷里である富山に移住、実家である寺院「琳空山慶集寺」に入り、父親の後について坊さんとしての生活を始め、そんなこんなでリンクエイジはお寺のホームページになっていたのでした。いまでは2人の子持ち、昨年には自坊十八代目の住職に就任してしまった私。「思えば遠くに来たもんだなあ」などと感慨にふける間もなく、日々を重ねて2006年の今日。

もう一度、初心に帰ろう。
今なら確かな、依り所がある。



2006/04/01 富山 河上朋弘 kawakami hougu

1998/04/01 東京 リンクエイジ開始時にオンラインされた最初の言葉



環境とは人と人とが共有する空間のことであると、リンクエイジは考えます。

人と人とのつながりは、空間を共有することから生まれます。

リンクエイジは私たちが共有する空間を、身近なところから考えてみたいと思います。

とりあえず、自分が本当にリアルに感じられるところから、
環境について考え始めようと思います。


リンクエイジは、身のまわりの雰囲気から環境について考えてみます。

いい雰囲気は、いい感じです。

いい感じの環境から、いいつながりは生まれます。

私たちが共有している環境をよりいい感じにしていくために、
できることから何かをはじめてみたいと、リンクエイジは思います。


多くのひとがひとつの空間を共有していても、それに対する捉え方は人それぞれです。

さまざまな個性が共存しながら、ひとつの環境はつくられています。

さまざまな個性が調和しあうことで、いい雰囲気はつくられると思います。

リンクエイジは、多くのひとの考えや思いを知ることから、
わたしたちが共有する環境について考え始めたいと思います。






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2006/01/18