-
2008/12/31
「リンクエイジ10周年」
私が最初にインターネットと関わり始めたのは1995年。いまとなっては「インターネット元年」と呼ばれている年のことでした。当時勤めていた会社でCD-ROMの制作の仕事をしていたところ「これからはインターネットの時代だ。ホームページを立ち上げろ!」との業務命令があって、それが何かもよく分からないまま、ネットに関わることとなったのが、最初の始まりだったのです。その会社を辞めて「リンクエイジ」を立ち上げたのが、19
-
2008/12/23
慶集寺 琳空館、完成
東京から富山に帰郷したのは、今からちょうど10年前、1998年の年の暮れでした。渋谷の夜の雑踏と光と音の洪水に慣れきっていた私たちに、岩瀬の夜の景色はあまりにも寒々として、異国の場末の町に来たかのように、暗かった。その頃の岩瀬町は絵に描いたように演歌の似合う寂れた港町。結婚したばかりだった私たち二人の新居は、古びれた木造建築が軒を並べる「岩瀬大町通り」に重いシャッターを下ろす二階建て鉄骨造りの空
-
2008/12/22
阿弥陀如来御絵像来迎
昨年11月11日、まだその頃は空家だった琳空館で行われたコミュニティーパーティー「ONENESS」で出会ったのが、画家の薬師丸郁夫氏と奥様の貴子さんでした。サイケデリックな細密画や、曼荼羅、仏画などを数多く描かれる薬師丸氏の「如意輪観音菩薩像」をギャラリーBAUで拝見させていただいて甚く感動した私が、それをご縁に自らの信仰の対象である「阿弥陀如来」についてお話させていただいたところ、両者の間に何かがスパー
-
2008/12/09
12/7 しゃみせん楽家 in 琳空館
一昨日12月7日、三味線教室の発表会「しゃみせん楽家 2008年度おさらい会」が琳空館を会場として行われました。冬の晴れ間のあたたかな光の中、岩瀬大町通りに三味線の音色が響くのは、気持ちがすーっとするような、とてもいい感じの雰囲気でした。琳空館のステージ壁面には阿弥陀さまのご絵像が安置してあるのですが、進行の先生が発表前で緊張している生徒さんに「ほとけさんが後ろにいるから大丈夫!」と声をかけられたそう
-
2008/11/04
ありがとうの集い「 報恩講(ほうおんこう)」
報恩講とは、お念仏のみ教えをお説きくださった宗祖・親鸞聖人の遺徳を偲んで、報恩感謝の憶いでお勤めする浄土真宗の年中行事、なわけですが、もっと広くその意味と心を解釈するなら「南無阿弥陀仏 感謝祭」なのだと思います。それはつまりは「私たちを生かし育む大いなる自然の恵み」への「ありがとうの集い」なわけで、宗教や宗派を越えた大きな視野で気持ちで、私住職は、慶集寺の報恩講をお勤めしたいと思っています。郷土
-