スジャータとの出会いに「 中道 」を実践し、

いまをただ生きることに、ただ意識を集中することによって、

ゴータマ・ブッダの悟りはひらかれました。



さまざまな模索と実践を重ね、

絶望と挫折の経験を乗り越えられた上で、

村娘スジャータによる乳粥の施しを素直に受け入れ、

心のままに感謝して、自然のままにいただいて、

ついに「 ブッダ 」となられたのです。




人生には苦もあれば楽もあり、また楽ばかりではなく、必ず苦もあります。

苦と楽のどちらかひとつだけを求めようとしても、

どちらかひとつが無くなるということは、ありえません。

どちらも味わいながら 今を精一杯に生きるしかありません。




ゴータマ・ブッダは徹底した「 中道 」の実践を行い、
正誤の分別を超えて超然としてある正しい道、「 八正道 」を体現されたことで、
その身をもって「 道諦 」をあきらかにされました。




つづく次章では、
ゴータマ・ブッダがその全存在をかけて私たちに伝えようとする
人間の生きるべき道「 八正道 」と
その根底に流れる「 慈悲心 」そして「 誓願 」について
共に学んでまいりましょう。





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