この世に出現し、即座に世界の隅々までを見渡されたブッダは、
私たちの生きる世界の有り様を「六道界」と見抜かれました。

すなわち六道界とは、

天上界(すぐれた楽を受ける喜悦の世界)
修羅界(対立し争う者の世界)
人間界(人間として生存する世界)
畜生界(鳥獣虫魚として生存する世界)
餓鬼界(欲望に苦悩する者の世界)
地獄界(苦しみの極まった世界)

の六つの世界をいいます。

これらの世界は、私達の生きる所とは別にある
「あの世」のような世界を言っているわけではありません。

私達自身がいま生きる「この世」のことを表しているのだと、読み取るべきなのです。


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