まず「 東西南北の四方に向かって世界を見渡した 」ということの意味するところは、

「 あますところなくすべての場所・空間。全世界・全宇宙を見通した 」

ということを表します。

それはすなわち、ブッダの限りなく広い視野は時空を超えて、過去・現在・未来を貫き、
宇宙の全体から細部に至るまでのすべてを、普く見通されていたということであり、
その視野から外れる存在は、何一つとしてなかったということを表しています。

そこではもちろん、いまここにある私たちの存在も、
既にその視界の内にあるということです。


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